メールエラー・オプトアウト・検知

1.メールエラー

配信したメールが届かないときの原因として、カスタマーがメール配信を拒否する以外にも受信者側のメールサーバや受信者メールアドレス(アカウント)による影響が考えられます。

  • ハードバウンス
    ドメインそのものやメールアドレスが存在しない宛先不明の場合など、恒久的な理由でメールを配信できない場合を指します。(※再送しても結果は変わりません)
  • ソフトバウンス
    受信者のメールボックス容量が一杯の場合やサーバーダウンなど、一時的なエラーの場合を指します。

ハードバウンスのエラーまたは過去3回以上のソフトバウンスにより、不達と判定されたカスタマーは永続的な問題とみなされるため「無効メールアドレス」として判定されます。
無効なメールアドレスは[来訪者管理]>[カスタマー]の[無効メールアドレス管理]より失敗理由のエラーコードと共に確認ができます。

2.オプトアウト

メール配信時に「購読解除URL」をメール本文に差込むことで、カスタマーの意思に応じてメール配信を停止することができます。
購読を解除したカスタマーのメールアドレス宛には、以降MAからメールが配信されることはありません。

※購読解除URL以外からのオプトイン/オプトアウト(メールへの返信や電話などから直接受け付けたもの)については、該当カスタマーの編集から「配信可否フィールド」を変更することで停止可能です

3.開封の検知

メールの開封は基本的にはHTMLメールでのみ測定可能です。
GENIEE MA(以下MA)ではメール開封検知のためにHTMLメール本文の末尾にごく小さな画像を埋め込んでおり、この画像を使って開封を検知しています。

※画像は実際には表示されずレイアウトへの影響もありません
※メーラーの設定でHTMLメールの画像を表示しないようにしてある受信者では、画像を表示していない旨がエラーとして表示される場合があります

4.回帰(クリック)の検知

メールのリンククリックは、HTMLメール・テキストメールどちらの形式でも検知することができます。
MAではメール内に含まれるURLを計測用URLに変換し、受信者がこのURLをクリックした場合にごく短い時間でMAの計測サーバーにアクセスし、もともと設定していたURLへリダイレクトされます。

※テキスト形式の場合は計測サーバー用のURLが表示されることがございます